実績紹介
1on1ミーティングの再設計で育成を強化
1on1の目的と運用を見直し、「対話の質」を高めることで育成効果を引き出していった改善事例を紹介します。
――――――――――
【1on1が形だけの制度になっていた背景】
サービス業L社では、数年前から1on1ミーティングを導入していましたが、現場では「意味のない雑談に時間を取られる」といった不満が出ていました。インバウンド需要の急増もあり、1on1は「忙しい中で負担になる制度」と受け止められ始めていました。
【1on1の目的再定義と対話力の強化】
まず会社として取り組んだのは、「1on1で何を得たいのか」をあらためて定義することでした。
単なる面談ではなく、「内にある本音を引き出す対話の場」であることを目的として明確にし、その意義を社内で丁寧に共有しました。
あわせて、現場リーダーに対しては傾聴スキルを高める研修を実施。ただ話を聞くだけでなく、相手の言葉を“受け止める”姿勢を意識づけました。
さらに、1on1の中で重大な課題が見つかった場合には、本人の同意を得たうえで正式な対応ルートにつなぐ運用ルールも整備しました。
【再設計によって生まれた変化】
こうした取り組みの結果、1on1の目的が現場に浸透し始め、「相談の質が変わった」「本音が出るようになった」といった声も聞かれるようになりました。
制度の形を整えるだけではなく、「どう使い、どう育てていくか」を大切にすることが、育成につながる。そのことを実感できた事例です。


