実績紹介
ハラスメント対応を機に信頼関係を回復
ハラスメント対応を単なる「是正」で終わらせず、相談体制と管理職支援を整えることで、職場の信頼関係を回復していった事例を紹介します。
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【ハラスメント申告が明らかにした職場の背景】
物流業を営むH社では、突然辞めた社員からハラスメントの申告が寄せられました。確認を進める中で、マネージャーが部下に対して暴言を繰り返していた事実が判明しました。
その背景には、数字最優先の風土の中で管理職自身が追い詰められていた現実がありました。相談できる場もなく、社員が突然辞めていく状況が続いていたのです。
【相談体制の整備と、管理職への継続的な支援】
会社としてまず行ったのは、社外に相談窓口を設置し、社員に「話せる場がある」ことを明確に示すことでした。あわせて、管理職向けのハラスメント研修を定期化し、「やってはいけないこと」だけでなく、「どうすればよいか」までを扱う実践的な内容に見直しました。
さらに、マネージャー自身が抱える悩みや葛藤に寄り添うため、個別相談の仕組みも導入。指導する側・支える側の双方に目を向けた対応を進めていきました。
【職場に生まれ始めた変化と信頼の回復】
こうした取り組みを重ねる中で、「何かあっても相談できる」という空気が、少しずつ職場に広がり始めました。
ハラスメント対応は一時的な対処ではなく、健全な職場づくりの土台であることを、あらためて実感した事例です。


