実績紹介
中堅社員層へのキャリア支援で意欲を維持
中堅社員に「上を目指させる」支援ではなく、「その人らしい一歩」を後押しするキャリア支援に切り替えることで、意欲の回復につながった事例を紹介します。
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【中堅社員の意欲低下が見え始めていた背景】
製造業G社では、入社10年前後の中堅社員に元気がなく、「やる気の波がある」「将来が見えない」といった声が、上司からも本人たちからも上がっていました。
上司は「そろそろ次の役割を」と期待する一方、本人たちは「これからどうなりたいのか」と問われてもピンとこない。
そんな立場の違いが、日々のモヤモヤとして表れていました。
【目標設定を見直し、日常に寄り添うキャリア面談へ】
そこでまず取り組んだのは、将来に向けた高い目標を設定することではなく、日常に寄り添った問いかけから始める面談です。「もっと上手くやれるとしたら?」「少し楽になるとしたら?」といった問いを通じて、小さな改善や目標を一緒に考える形に切り替えました。
また、目指す姿も「管理職型」だけに限定せず、「支援型」「職人型」など、個々のスタイルを尊重する方針へ。上司に対しても、「違いを活かすマネジメント」という視点の共有を行いました。
【中堅社員に生まれた変化と支援の気づき】
その結果、「この働き方でもいいんだと思えた」「何を伸ばしたいか考えるようになった」といった声が、中堅社員からも聞かれるようになりました。
この取り組みを通じて、意欲を引き出す支援とは、必ずしも“上を目指させる”ことではなく、“その人らしい一歩”を後押しすることなのだと実感した事例です。


